突然解雇を告げられ、具体的な手当などもないまま、解雇されてしまったとのご相談でした。
解雇までの具体的な事情をお伺いしたところ、典型的な不当解雇の事例でしたので、ご依頼を受け、雇用先である会社との交渉を開始いたしました。
交渉・調停・訴訟等の経過
交渉では、相手方会社が不当解雇であることを全く認めなかったため、解雇無効と未払い賃金を求める労働審判を申立てることとしました。
本事例の結末
労働審判の中では、裁判官も審判員も不当解雇であることを当然に認めたため、相手方会社からは解決金の支払いを受け、合意退職をするという形で解決となりました。
本事例に学ぶこと
不当解雇で争う場合には、具体的な事情に即した手続の選択が必要となるため、まずは弁護士に相談することが大切だといえます。
弁護士 小野塚 直毅
弁護士 渡邉 千晃
